Source: Department of Justice
アメリカ・ニューヨーク市の連邦裁判所は18日、200万ドル(約2億1700万円)相当の新型コロナ給付金を騙し取ったとして、18歳から25歳の男8人を起訴した。
検察側が公開した裁判所文書によると被告人らは、パンデミックで打撃を受けた失業者を救済するために設けられた特例の失業保険制度(CARES法)を悪用し、昨年6月から今年4月までの間に他人の個人情報を利用して100件以上の虚偽申請を送付していたという。
さらに、その中の4人が騙し取った給付金の札束を誇示する写真をSNSに投稿し、マーク・J・レスコ検察官は声明で「盗んだ金をSNSで見せびらかす程の厚かましさだ」と被告人に対する強い不信感を露わにしている。
Source: Department of Justice
他人名義のカードを使い、ニューヨーク市内のATMで大金を引き出す容疑者らの姿が監視カメラ映像に残されており、検察側はその瞬間の画像も文書に掲載した。
警察は18日に6人を逮捕したが、現在は保釈中だと報じられている。残る2人は今も逃亡中だという。