Source: The Garden Sanctuary/Facebook
イギリス中部ウェスト・ミッドランズ州にある動物保護施設『The Garden Sanctuary』に昨年、不治の病にかかってしまったペットを助けてほしいという飼い主からの悲痛の訴えがあった。
その愛するペットは、何とも可愛らしい小さな金魚(トップ画像)。
同施設によると、この金魚は浮き袋に異常が発生し、浮力調整が出来ずに身体がひっくり返る「転覆病」であることが判明した。
水槽の底で逆さまになった状態で施設に運ばれた金魚に、施設長のステイシー・オシェイさん(Stacey O’Shea)がビニール管やT字管を巧みに使った金魚専用の浮き輪を作成してあげたのだ。
Source: The Garden Sanctuary/Facebook
The Garden Sanctuaryが公式Facebookに昨年9月に投稿した動画には、身体にフィットした浮き輪を身に付けて浮力調整を取り戻した金魚の姿があった。さらにヒレを目一杯動かして、目の前の餌にかぶり付くほど元気に。
同施設によると、金魚は動画の投稿時点では既に他界しているとのこと。「この子は数か月前に亡くなってしまったけど、生きている内に少しでも良い人生を過ごすことが出来たと思うわ」との一言が添えられていた。
犬や猫のみならず、様々な動物を保護し世話をしている同施設は「魚にも愛情と適切なケアは必須です。小さなタンクに1匹ではなく、彼らにも友達が必要なのです。全ての生き物に優しさを与えてあげてください」と投稿の中で呼び掛けている。