Source: Russian Ministry of Internal Affairs via Global News
ロシア警察は1日、少なくとも26人を殺害した容疑で鍵師の38歳男を逮捕した。
ロイター通信によるとラディック・タギロフ(Radik Tagirov)容疑者は、西部にあるヨーロッパ最長の川『ヴォルガ川』沿いの地域で犯行に及んでいたことから、国内では『ヴォルガの狂人』との異名で恐れられていた。
被害者女性の多くは75歳から90歳の高齢者で、一人暮らしであったと現地メディアは伝えている。
Source: Russian Ministry of Internal Affairs via Global News
ロシア内務省が公開した取り調べの映像でタギロフは、市職員やメンテナンス作業員などを装って部屋に侵入し、「苦痛を最小限に抑えられる」との理由で被害者の首を絞めたと供述。また殺害後に金品を奪っており、犯行動機は「ホームレス状態でカネに困っていた」と話している。
本件の捜査にあたったロシア連邦捜査委員会によると、タギロフは2009年に窃盗罪で実刑判決を受け、2010年まで拘置所で服役していたという。