Source: Instagram via 聯合早報
新生児の遺体を遺棄した疑いで捜査対象となっているシンガポール人の男女2人が24日、SNSで婚約したことを発表した。
シンガポールメディアによると昨年2月、台湾の首都台北市にあるホテルの清掃員が生ゴミ回収場から新生児の遺体を発見した。胎盤とへその緒も綺麗な状態で付いたままであり、生まれたばかりの赤ちゃんだったと見られている。
現場の監視カメラを追った警察は、ポリ袋を手にゴミ捨て場へ来た男に着目。その後、ホテルの宿泊客であったカップルを追跡し、部屋の中に残されていた血痕からDNAを採取。遺体のDNAと一致したため、台湾警察は2人を容疑者として確定させた。
しかし、カップルは遺体を遺棄した日にチェックアウトを済ませており、同日にシンガポールに帰国したという。
本件は未だ捜査段階であるというなか、カップルは1年以上の沈黙を破り、SNSで婚約したとの近況報告を投稿したのだ。
Source: Instagram via 聯合早報
「Will you marry me?(結婚してくれますか)」と書かれた風船を前に、笑顔を見せる容疑者のカップル(画像上)。
有罪が確定すれば最高で死刑も適応される罪に問われている2人だが、進まない捜査に安心したのか、幸せに包まれている様子に当惑を隠せない人々が続出している。