Source: Eric Garner via Kelsey Hammon
アメリカ中西部コロラド州で牧場を営む男性が18日、山火事で離れ離れになった愛馬二匹と再会した。
現地メディア『Boulder Daily Camera』によると、同州ボルダー郡で17日発生した大規模な山火事により、牧場主のトラヴィス・オクスさんは荷馬のアダムとドンキーのエニスを置き去りにして避難することを余儀なくされた。
そして翌日、オクスさんが牧場の小屋に戻ると、残されていたのは「溶けたコンロ」のみであったという。
しかし暫くすると、パークレンジャーからアダムとエニスが見付かったとの連絡が入り、オクスさんは2匹と再び会うことが出来たのだ。
Source: Boulder County Parks and Open Space
アダムとエニスは毛が少し焼け焦げていて空腹状態であるが、全体的に健康であり大きな問題は無いとパークレンジャーは述べている。
オクスさんは2匹が生後6ヵ月の頃から飼っており、それから14年間一緒に暮らしているという。
THIS JUST IN: Check out this heartwarming reunion photo of Travis Ochs and Ennis, the donkey, after an incredibly harrowing weekend escaping the #CalWoodFire.https://t.co/8cC7240B8r pic.twitter.com/s2Wn4WjWfr
— Kelsey Hammon (@KelseyHammon2) October 23, 2020
「アダムは寂しがり屋だから、エニスがいないとストレスを抱えてしまうんだ。どちらかが居なくなるなんて考えられないよ」
同メディアの取材に、こう胸中を語ったオクスさん。
友人が撮影したという再会後の写真(上)からは、非常に安堵した様子が伺える。
家は焼滅してしまったが、最愛の家族が生きていたことが何よりの幸せだろう。