Source: NCPD
アメリカ東部ニューヨーク州で先月24日、母親を殺害した23歳女に懲役13年の実刑判決が下された。
被告人のフランセスカ・キール(Francesca Kiel=トップ画像左)は、同じく実刑判決を受けた恋人のラルフ・ケップラー(Ralph Keppler=トップ画像右)と共謀し犯行に及んでいた。
現地メディアによるとケップラーは2016年12月、同州リンブルック地区のアパートに住むテレサ・キールさんが帰宅するのを待ち伏せし、彼女の頭と顔を執拗に強打した。その後、ケップラーはキールと同棲している家に戻ったという。
重傷を負ったテレサさんは2年間ほど昏睡状態となり、意識が回復しないままに息を引き取った。
元警察官だというケップラーは2018年1月に複数の罪で逮捕・起訴され、裁判所は今年6月に終身刑を言い渡した。
ケップラーの逮捕後、検察官はキールが犯行に加担していたと発覚。GPS(追跡装置)をテレサさんの車に設置し、彼女が家に近づくとキールに通知メールが来るように設定されていたという。
検察官は犯行動機を「ビジネス上の争い」と述べ、無実の女性の人生を奪った卑劣な犯行であるとして2人を強く非難している。
教師だったテレサさんが勤めていたマルバーン・スクール(The Malvern School)は声明文を発表し、テレサさんへ追悼の意を表した。