Source: Vladimir Burkanov/Instagram
オホーツク海に浮かぶ小さな無人島、『海豹島(かいひょうとう)』で6日、アルビノのアシカの赤ちゃんが撮影された。
真っ黒なアシカの大群のなかで、赤毛に碧眼という一際目立つその愛らしい姿に、多くの人々が魅了されている。
「栄養状態に問題は見られず、母親が十分に母乳を与えてあげたことが分かる」と、撮影者の海洋哺乳類研究者ウラジーミル・バルカノフ(Vladimir Burkanov)氏は述べている。
そして、他のアシカから余所者扱いをされたり虐めを受けている様子もなく、「この子は野生として生きていけるであろう」と安堵した気持ちを語った。
ロシアでは2011年、同じように赤毛に青い瞳を持つアルビノの子供(画像下)が、自然写真家のアナトニー・ストラーホフ氏(Anatoly Strakhov)によって発見された。
Source: Anatoly Strakhov
しかし、その子供は群れから仲間外れにされ、さらに目が不自由であることから、野生で生きていくことは難しいと専門家は判断した。
後に南西部ソチ市の水族館が保護し、メスのアシカはNafanya(ナファーニャ)と名付けられ、多くの訪問客を虜にしている。