(Source: DNA India)
5月2日、インドはデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港に、何者かから爆破予告の電話がかかってきた。
脅迫電話は空港内にある格安航空会社IndiGo(インディゴ)のオフィスに向けられたもので、「ムンバイ行きの飛行機」に爆破装置を仕掛けたとの内容だった。
空港は直ぐさまムンバイ行きの便全てに確認を取り、入念に調査を行うよう指示するも、後に爆破予告がイタズラだったと発覚した。
警察は着信履歴を辿り、電話番号の所有者を調査。
すると、なんと犯人はインディゴ航空のCAだったことが判明した。
動機は「叱責されたことへの仕返し」?
特定された人物は、Kartik Madhav Bhad(カールティク・マダフ・バッド)。
彼は大学で航空学を学び、2013年に大学を卒業。その後、IndiGoのカスタマーサービススタッフとして採用された。
なぜ若き新入社員が、会社に脅迫の電話をかけたのか?その動機は驚くべきものだった。
「怒られて腹が立ったから、仕返しをしてやろうと思った。」
犯人は、警察の尋問に対してこう答えたという。
調査を進めると、彼の仕事ぶりが会社の求める基準に達しておらず、それを見かねた上司が彼を叱責したという。
叱られたから「仕返し」をするというのは、社会人として失格である。
大学を卒業した20代前半の若者ならば、失敗や恥をバネにして上へのし上がっていってほしいものだ。