Source: Dubai Police
アラブ首長国連邦(UAE)で先月17日、UAE通貨のディルハムを侮辱したとしてインド人の男(トップ画像)が逮捕された。
インドの映像制作会社『BQ Productions』の社員だという男は、動画共有アプリ『TikTok』に問題となった動画を投稿した。
UAEメディア『The National』によると、そこで男は500ディルハム(約1万5000円)の紙幣で鼻と口を抑えながらクシャミをして、紙幣を床に捨てるという映像を流した。
Source: BQ Productions/TikTok via The National
この動画に激怒した多くのユーザーから批判が相次ぎ、同社は投稿を削除。さらに別の動画である人物が「警察に通報したからな」というコメントを残したと報じられている。
その後男は、ネット上で国家の象徴を侮辱することを禁じるサイバー犯罪法違反の疑いで逮捕された。
現地メディア『Khaleej Times』によると、ドバイ警察のコロネル・サイード・アル・ハジェリ氏は「容疑者のプライバシーと将来を考慮し、名前は公表しない」と供述。一方でドバイ警察は今年4月、新型コロナウイルス防止策を蔑視した者は顔写真を公開すると発表していたという。
男は同罪で起訴され、有罪となれば最大で100万ディルハム(約3000万円)の罰金刑もしくは懲役刑が科される。