Source: christels/Pixabay
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う厳格な外出禁止令が出されているイギリスで今、野生動物の違法な狩猟活動が多発しているという。
英メディア『BBC』によると、議会法で保護対象とされているオオタカやメンフクロウなどの猛禽類が毒殺や罠猟にかかる被害が相次いでいる。
被害報告は3月中旬にロックダウン(都市封鎖)が開始されたタイミングで急増し、スポーツ・ハンティングで獲物の対象となる雷鳥の個体数を増やす目的であるとの見方が強い。
王立鳥類保護協会(RSPB)は同メディアの取材に応え、外出禁止令の最中で人目につかない状況を悪用していると犯人らを強く非難している。
国内の狩猟協会は警察からの協力を得て、違法行為の取り締まりを強化させると発表した。