出典:WRAL.com
「他の飼い猫と仲良くしてくれないから、もういらない」
ある家庭の元に迎え入れられた野良猫のToby(トビー)は、先住猫とうまく行かずに保健所に引き取られた。
飼い主はそこで、トビーの安楽死を望んだという。
しかしその後、トビーは保健所を抜け出して飼い主の元に戻ってきたのだ。
20キロもの長距離を歩くも・・・
出典:Animal Channel
その距離は、なんと20キロ。
その愛に飼い主は心打たれた・・・と思うのは大間違い。なんと彼らは、自分に会うために20キロもの距離を歩いてきたトビーを再度保健所に連れて行ったのだ。
トビーを預かった保健所は、動物愛護団体『SPCA of Wake Country』に事情を説明し、同団体はトビーを譲り受けることを決意。始めは他の猫と馴染めずにいたが、すぐに慣れてくれたという。
それから数週間経った後、トビーは新たな里親に迎え入れられた。
SNSが里親決定の懸け橋に
出典:SPCA of Wake Country
トビーの里親となったのが、ミシェルさん(画像上)だ。
インスタグラムの投稿でトビーについて知ったミシェルさんの妹が、彼女に「里親になるべきよ」と連絡をしたことが切っ掛けだという。
トビーは今、ミシェルさんの家族と先住猫と一緒に幸せに暮らしているのだそう。