Source: Crimes Against Asians via NextShark
新型コロナウイルスの拡大によりアジア人差別が深刻化するなか、ニューヨーク市の中華街でアジア人を狙った銃乱射事件を起こすと予告したインスタグラムのアカウントが波紋を呼んでいる。
フェイスブックグループ『Crimes Against Asians』は1日、インスタグラムに新しく作成されたアカウント『antiasiansclubnyc(反アジア人クラブNYC)』の情報を共有し、中華街に住むアジア系住民へ注意喚起を促した。
その自己紹介文には「ニューヨークにいるチンチョン共を滅ぼそう!」などと憎悪に満ちた言葉があり、さらに「明日は中華街で目に入ったアジア人を銃で撃ち殺す。それがエピデミックを終わらせる唯一の方法だ」と殺害予告を投稿していた。
.@NYPDnews @NYPDDCPI says “We are aware and investigating.” pic.twitter.com/KPsgNRyOSH
— CeFaan Kim (@CeFaanKim) April 1, 2020
また別の投稿では「ネガティブに捉えないで下さい。私達は世界平和に貢献したいだけなのです!」と主張する書き込みもあった。
現在、同アカウントは削除されており、エイプリルフールである4月1日に作成されたことから「釣り」であるとの見方が強いが、アジア系アメリカ人コミュニティーは今後も継続して最大限に警戒する必要があると訴えている。
Crimes Against Asiansのメンバーやアジア系の記者セファーン・キム氏らが同アカウントをニューヨーク市警に通報し、捜査は現在も進行中であるという。