Source: Neat Burger/Facebook, Lewis Hamilton/Instagram
F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン(トップ画像)氏が、動物性たんぱく質を一切使用しないハンバーガー店『Neat Burger(ニート・バーガー)』を欧州各国に展開させると発表した。
2017年からビーガンに転身したというハミルトン氏の共同出資者には、ナイトクラブ『Cirque le Soir』の経営者ライアン・ビシティ(Ryan Bishti)氏と、イタリア人実業家トマソ・チアブラ(Tommaso Chiabra)氏という大物投資家が名を連ねている。
チアブラ氏は、植物性の代替肉を製造・開発するビヨンド・ミート社の初期出資者であり、ビーガン需要への関心が高いことが分かる。
一方でビシティ氏は、ニート・バーガーは「ビーガン向けの店ではない」と話す。
「私達は、肉を食べる人達を転向させることを目的としているんだ。畜産農家によるアマゾンでの森林伐採を見れば分かると思うが、ビーガン料理の普及は環境保全活動の一部なんだ。その中でビーガンバーガー店をオープンさせることは、変革を目指す上で最適な方法だよ」
またニート・バーガーのシェフ達はビヨンド・ミート社と手を組み、10か月をかけて独自の植物性パティの開発に成功したとビシティ氏は述べている。
ニート・バーガーは今年9月に第1号店が首都ロンドンにオープンし、今後2年間でアメリカを含む欧州各国に14店舗を展開させることを目指している。