Source: Taobao/YouTube
中国南西部・重慶市で今月、国民食である火鍋風味のハンバーガーが発売され話題を呼んでいる。アメリカのオンラインメディア『NextShark』などが報じた。
辛味の強い鍋料理である火鍋は、重慶市などの南西部ではソウルフードとして親しまれている。
そこに目を付けたオーストラリア人シェフのポール・テイト氏(トップ画像)が、同市のショッピングモールに出店している自身のハンバーガーショップ『Light’s Burger(ライツ・バーガー)』で「火鍋バーガー」を新発売したのだ。

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同市に来て4年経つというテイト氏は、国内最大規模を誇るECサイト『淘宝(タオバオ)』のインタビューにて「何か他にはないハンバーガーを作ってみたかった」と話している。
外国人シェフによって考案された火鍋バーガーは、カリカリに揚げたレンコンのスライスと火鍋風味のソースを浸したパテが特徴的だ。
中国情報サイト『shanghaiist』によると、新商品を購入した女性客は「最初は変わった味と感じたけど、食べていくうちに美味しく思えてきたわ。ユニークで面白いハンバーガーね」と感想を述べている。