Source: Facebook
北欧の国ノルウェーで今月21日、建物の半分が荒波の押し寄せる北海に沈む海中レストラン『Under(アンダー)』がオープンし、世界中で注目を集めている。
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季節のシーフード料理とペアリング(ワインかノンアルコール)の3種類から選べるメニューは、日本円にして約1万円~3万円ほどの価格設定となっており、少々お高い印象だ。
しかし、近海で採れた新鮮な海の幸を水深5.5mにある美しい大自然を眺めながら楽しめるとなると、値段も気にならなくなる程の体験に大満足できるはずだ。
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ノルウェー語で「不可思議」を意味するアンダーは、首都オスロに拠点を置く大手設計事務所『スノヘッタ(Snøhetta )』によって、本土最南端にあるヴェスト・アグデル県リンデネスに建設された。
同社が手掛けた建築物は『オスロ・オペラハウス』やエジプトにある『新アレクサンドリア図書館』など、ランドスケープと建築の設計過程を1つに収めるというアイデアを軸に、ユニークで遊び心溢れるデザインが主流だ。
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ヨーロッパのニュースを扱うオンラインメディア『euro news』によれば、スノヘッタの創設者であり建築家のシェティル・トールセン(Kjetil Thorsen)氏は、荒波の打ち寄せる北海の悪天時にも耐えることの出来る分厚いアクリル板の窓を使用していると述べており、構造の安全性も強調した。
また、屋内は窓の反射を最小限に抑えるための工夫も施されているらしく、どこの席についても海中の景色を楽しめるようだ。
現在、レストランの予約人数は分かっているだけで7000組を超えているという。