2000年代初頭に爆発的人気商品となった、シープスキンを使用したUGG(アグ)ブーツ。
表面がスエード、裏面がウールとフリースで出来たUGGブーツはスニーカーにも引けを取らない履き心地の良さ。
誰にでも似合う主張しすぎないシンプルなデザインで、その人気は留まるところを知らず、世界中で今も根強い人気を誇っている。
暖かいウール生地で冬場に外出する際の強い味方。心地良い履き心地で、飛行機に搭乗する際に履いていく人も多いのではないだろうか。
しかし、なんとUGGブーツを履いていたがために空港のラウンジ利用を拒否されてしまった事態が発生。
UGGブーツを履いた乗客がビジネスクラス・ラウンジの利用を拒否される
メルボルン国際空港で先週、オーストラリア最大手の航空会社カンタス航空のビジネスクラス用ラウンジを利用しようとした客が、スタッフにラウンジの使用を拒否されたニュースが飛び込んできた。
その意外な理由は、客がUGGブーツを履いていたから。
ラウンジスタッフ曰く、「UGGブーツはラウンジ利用に相応しくない」という。
問題の発端となったツイートがこちら。
Denied access @Qantas business class lounge in @Melair Melbourne Airport apparently Ugg (Australia) Boots are deemed sleepwear by the lady working there although no problem in any of the other lounges so far.Helpfully she suggested I go to one of the shops & purchase some shoes
— Joanne Human League (@Lubycat) 2017年12月14日
「メルボルン国際空港のカンタス航空ビジネスクラス・ラウンジの利用を断られた。そこのスタッフにとってUGGブーツはパジャマと一緒みたいね。他のラウンジを利用した時もUGGブーツを履いていったけど、何も問題はなかったのに。スタッフにどっかのお店で靴を買ってきてと言われたわ。」
ビジネス・クラスのチケットといえば、50万円以上するのがほとんど。
そしてラウンジというのは、客をリラックスするために作られた場所のはずだが、それでも足の痛くなるヒールや革靴を履かなければいけないとなると、利用者も減ってしまうのでは?
航空会社がドレスコードに厳しいのは承知の上だが、ラウンジを利用している間くらいはリラックスさせてほしいものである。