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世界中を見渡せば、人の髪色は黒・茶・金・赤など様々な色合いがある。
そんな中で、赤髪の割合は全人口の2%以下と、天然金髪と同比率という非常に珍しい髪色だ。
しかし、西欧では金髪に比べて”人気がない”と言われている赤毛。「色素が薄すぎる」と馬鹿にされることも多々あり、数が少ないばかりにファッションやスキンケア商品も彼らに合わせたものが殆ど無いなど、本人達は長年嘆いていたという。
そうした赤毛特有の悩みを打開しようと、ある姉妹2人が「How To Be A Redhead(赤毛っ子になるには)」という赤毛専門Webサイトを立ち上げたのだ。
赤毛のプライドを取り戻す!
Source: National Love Your Red Hair Day
赤毛専用サイトを開設したのは、ステファニーとエイドリアンの美人姉妹(画像上)。「赤毛であることを賛美する」という理念を元に、2011年からの開設からファッションや美容業界の目に留るようになった。姉妹は著名な美容ブランド『ロレアルパリ』の広報大使に任命されたり、赤毛向けブランドの周知にイベントを主催したりと、理念に沿った活動を続けている。
そんな姉妹がWebサイトを通して作り出した、「National Love Your Red Hair Day(赤毛を愛する日)。」
以前アメリカで話題となった「Kick a Ginger Day(赤毛を蹴飛ばそうの日)」に対抗する形で作られた赤毛を愛する日は、今回で4度目となる。
彼女達が主催するイベントで祝賀されたことを皮切りに、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSではこの日になると「#LoveYourRedHairDay(自分の赤毛を愛する日)」というハッシュタグと共に赤毛っ子達が挙って自身に満ち溢れたセルフィーを投稿したするようになったのだ。
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Happy National Red Hair Day! 🎉 Photo by the incredible @lovebrittnyphotography
姉妹はこうした赤毛達の前向きな姿勢に感動し、「赤毛を愛する日」を継続することを決意。
ステファニーは公式サイトの声明文にて、こう述べている。
「赤毛であることに自信を持ってほしくて、世間の意識向上も兼ねた日を作ったの。でも本当に伝えたいのは、赤毛であろうとなかろうと、世界中の女性達にありのままの自分を愛してほしいということよ。」