CULTURE

29歳モデル、ヴィクトリアズ・シークレットの「不健全な価値観」に苦言を呈す

Source: Bridget Malcolm

世界中で愛され続けている下着ブランド『ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret=以下、VS)』。「エンジェル」と呼ばれる広告塔のモデル達は、そのスレンダーで華奢な身体が特徴的で、数多くの女性達にとって憧れの存在となった。

しかし近年、エンジェル達のルックスは「美の基準が画一的」「非現実的で時代遅れだ」等として、批判の的に晒されているのだ。

そうしたなか、元エンジェルでオーストラリア出身のモデル、ブリジット・マルコム(Bridget Malcolm=トップ画像)さんがTikTokに投稿したVS糾弾動画が注目を集めている。

Source: Bridget Malcolm/TikTok

動画の中でマルコムさんは「2016年にエンジェルとして働いていた時のブラジャーを見付けた」と述べ、当時のサイズであるB65が自分にとって如何に小さ過ぎたかを嘆いた。

さらに2018年、ワンサイズアップしC65となってVSのオーディションに行くと、元マーケティング最高責任者のエド・ラザク氏に「十分良い体型とは言えない」と撥ねつけられたという。

Source: Bridget Malcolm/TikTok

現在はC75を身に付けており、「私にとっては、これが健康的なのよ」と微笑むマルコムさん。一方で、VSのファッションショーで撮影された自身の写真(上)を振り返り、「悲しい顔をした私を見ると、とても心が痛むわ」と胸中を吐露した。

また2018年に米ファッション誌『Harper’s BAZAAR』のインタビューに応えた際は、摂食障害と不安障害に悩まされていたと話し、消化器官が正常に動かないほどの事態になったことを明かした。

エンジェルだった頃のマルコムさん(上)Source: Bridget Malcolm/Instagram

それでもモデルの仕事を愛していると明言したマルコムさんは、「だからこそ、ファッション業界に根付くこの問題について議論を活発化させたいの」と動画をシェアした意義を語った。

内部からも批判が出ているVSの企業文化は、多様性の促進とボディポジティブが台頭する社会の変化を受け、今年からブランド再構築の大改革を決行。エンジェルを廃止させ、外見ではなく社会貢献に寄与した女性達を広告塔とした『VSコレクティブ』を設立。さらにプラスサイズのモデルを起用するなどして、同社は現代の価値観に合わせたビジネススタイルへと変貌を遂げている。

 

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