Source: Ivanka Trump
アメリカの第45代大統領ドナルド・トランプの娘であるIvanka Trump(イヴァンカ・トランプ)。
現在、大統領補佐官として政界でも活躍しているイヴァンカが、今後は政治活動に力を入れていく為に自身のファッション・ブランドを廃止すると発表した。
父親の就任式後に売上が急増したが・・・
Source: AP通信
2014年に設立された自身のファッション・ブランド「IVANKA TRUMP」は、父親が大統領に就任した2017年初旬から売上げが急増。
しかし、それ以降はトランプ政権に反対する層からの激しいボイコット運動に晒され続け、北米の大型百貨店チェーン「Nordstrom」やカナダの貿易会社「Hudson’s Bay」などの大手企業からブランドの販売停止を受けるという悲運に見舞われた。
それでもIvanka Trumpの広報担当者は、「業績不振が閉業の理由ではない」と述べており、「決断はイヴァンカの政界での活躍を後押しするため」であったと言う。
イヴァンカは声明にて、ブランド廃止に対するコメントを残している。
「ブランドを起ち上げた時、事業がここまで大きくなるとは誰も思っていなかった。でも、政界に身を置いて17ヶ月経った時、思い描いた将来の自分はファッション・ブランドの社長ではなく、ワシントンD.C.の政治家だったの。だから、この決断は仕方のないことだった。ここで素晴らしいチームの人達と一緒に仕事をできたことは、本当に感謝してもしきれない。彼らとミッションを続行することは出来なくなったけれど、チーム1人1人が次のステップでも成功していけると確信しています。」