Source: VOGUE/Instagram
イギリスの大人気アイドルグループ『One Direction』のハリー・スタイルズさん(トップ画像)が、男性として初めてファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の表紙を飾った。
スタイルズはアメリカ版ヴォーグの12月号で、フリルがあしらわれたGUCCI(グッチ)のロングドレスに黒のタキシードジャケットという、斬新な装いで撮影に挑んだ。
Source: VOGUE/Instagram
「洋服は試行錯誤して楽しむためにあるんだ。僕は女性向けの洋服を見て、いつも美しさに魅了されているよ」
同誌のインタビューにこう語るスタイルズさんは、衣服を性別で分けることに懐疑的な意見を示す。
「どんな事柄に関しても、境界線を作ってしまえば、それまでだ。自分で自分を縛り付けてしまうことになる。
でも、そうした境界線を取り払えば限界が無くなって、目の前の世界が広がるんだ。だから僕は、女性用だとか男性用だとかは気に留めず、良いと思った衣服を来て楽しむのさ」
Source: VOGUE/Instagram
スタイルズさんの革新的で我が道を貫く姿勢に多くの人々から称賛の声が上がるなか、保守論客のキャンディス・オーウェンズ氏が一石を投じた。
「強い男がいない社会は滅亡する。東洋はそれをよく理解している。男性の女性化とマルクス主義の拡大が西欧で同時に起きているが、これは偶然ではない。強い男達を取り戻して」
There is no society that can survive without strong men. The East knows this. In the west, the steady feminization of our men at the same time that Marxism is being taught to our children is not a coincidence.
— Candace Owens (@RealCandaceO) November 14, 2020
It is an outright attack.
Bring back manly men. https://t.co/sY4IJF7VkK
このツイートは高い注目を集め、11万件以上のいいね!と約5万件のリプライが寄せられている。
しかし多くは彼女の主張に反対するもので、東洋男性の伝統衣装がズボンではないことや、中世ヨーロッパは地位の高い男性がタイツやフリルを着用していたことを指摘するコメントが見受けられた。