Source: Stolen Girlfriends Club
ニュージーランドのファッションブランド『Stolen Girlfriends Club(以下、SGC)』が2日、人種差別的な広告を掲載したことに対して謝罪した。
若者向けのモダンな服飾を販売しているSGCは先月末、『Stolen Artifacts(盗まれた芸術品)』というジュエリーコレクションを発表した。
しかし、このコレクションに黒人モデルとアジア系のモデルが採用されたことで「植民地支配を彷彿とさせる」と非難の声が続出。SGCは広告を削除し、公式インスタグラムで謝罪声明文を記載した。
同ブランドのデザイナー、マーク・ムーア(Marc Moore)氏は声明文の中で、コレクションの名前に「Stolen(盗まれた)」という単語を使用したのは、ブランド名が由来していると弁解した。
しかし、「それでも僕は、この単語と有色人種の方を組み合わせるべきではなかった」と陳謝。自分の非を認め、今後はコレクション考案の時点で問題がないかのチェック体制を整えると明言した。
そして現在、『Stolen Artifacts(盗まれた芸術品)』は、『True Artifacts(本物の芸術品)』に改名されている。