Source: Facebook
シンガポールのマクドナルドが14日、『エクストラ・バリュー・ミール』というセットメニューを注文した人にハローキティの鞄を7.90シンガポールドルで販売するキャンペーンを開始した。
すると当日、国内のマクドナルドには早朝から長蛇の列が発生し話題を呼んでいる。
マクドナルドの公式フェイスブックページに投稿された告知には、コメント欄に行列の様子を撮影した写真をシェアする人達が殺到。老若男女が店内からはみ出すほどの列を成しており、先頭に並んでいた人達の中には疲労感からか床に座ってしまっている人も見受けられた。
さらに、販売開始は朝7時からと公表されていたにも関わらず、朝の5時半から店前に並び始めた人もいたという。
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なかには、行列に並ぶ来店客をもてなそうと、スタッフがコーヒーやお茶のサービスを振る舞う店舗もあったという。
一方で、来店客は何時間も待たされることもなく列はスムーズに進んでいたようだ。行列に並んでいた客に、店側が予め「交換チケット」を配布していたのが理由かもしれない。
販売2時間前から長蛇の列が発生していながらも、初日は特に大きなトラブルもなくマクドナルドは営業を終了した。
そして「やはり」と言うべきか、転売目的で購入されたハローキティの鞄がネットショップで倍以上の値段で大量に売りに出されている。
シンガポールマクドナルドは2000年にも、セットメニューを購入した人にハローキティのぬいぐるみをプレゼントする企画を実施しており、その時は商品目当てに殺到した客らによる喧嘩が勃発したり店舗が破壊されたりと、治安部隊が派遣されるほどの大騒動になった歴史がある。
シンガポール人のハローキティ愛は、世界トップレベルかもしれない。