Source: Sayang Our Singapore’s Community Cats/Facebook
世界有数のハブ空港『チャンギ国際空港』の北東部にあるチャンギ村に、野良猫用の小さな小屋が新しく設置され話題を集めている。
シンガポールの地域猫保護活動推進グループ『Sayang Our Singapore’s Community Cats』の公式フェイスブックに、あるユーザーが野良猫用の小屋を発見したと写真を数枚投稿した。
Source: Sayang Our Singapore’s Community Cats/Facebook
「チャンギ村でこれを見つけました。素晴らしいアイデアだ!」
小屋に貼られていた1枚の貼り紙には、強い日差しや激しい雨に見舞われるシンガポールで、野良猫がより生き易い環境を作ろうと努めた設置者のメッセージが以下のように記載されていた。
Source: Sayang Our Singapore’s Community Cats/Facebook
「こんにちは!この小屋はホームレス猫のために作られました。彼らが雨や焼けるような日光から逃れられるシェルターですので、どうか捨てないでください。(P.S. 長時間紫外線に当たると皮膚がんの原因になります)皆様の寛大な心とご協力に感謝致します」
また投稿主は「誰が小屋を作ってくれたのか、知っている人はいませんか?」と尋ねるも、設置者は今も名乗り出ていないようだ。
丁寧な説明文も掲示した心優しい試みに、コメント欄には称賛の声が続出した。中には、大の猫好きとして知られるトルコの首都イスタンブールでの地域猫活動との類似点に触れる人もおり、野良猫に対するシンガポール国民の寛大な姿勢が伺える。