Source: Facebook/Deepspot
ポーランド東部マドフシェ県にある街ムシチョヌフ(Mszczonow)で、「世界一深いプール」ができると期待が高まっている新しい融合施設『DEEPSPOT(ディープスポット)』が話題を呼んでいる。
最も深い位置が45mと、一般的なビル15階分の高さに匹敵するほどだ。ディープスポットの公式サイトによると、プールは「ダイバーやアスリート達の練習場として最適」であると宣伝しているが、一般利用も可能と書かれている。

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プールの体積は、一般的な25mプールの約30倍という広大な8000m3となる。
ディープスポットは融合施設として稼動する予定であり、建物内にはプール内部を見渡せるホテルや会議室、トレーニングルームも増設されるという。
また、水深5mほどの位置に透明のトンネルを設置し、一般人が中を通過できるサービスもあるらしい。

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現在、「世界一深いプール」のタイトルを持つイタリアの『Y-40』という4つ星ホテル内にあるプールの深さは40m。今年秋にディープスポットがオープンすることで世界一の座を奪われてしまうが、実は今イギリスでディープスポットよりも深いプールが建設中だというのだ。その名も、”青の深淵”を意味する『Blue Abyss(ブルー・アビス)』。2020年に完成予定となるブルー・アビスの最深部は、なんと水深50mに達する。
とはいえ、ブルー・アビス完成までの約1年間は「世界一深いプール」の称号が与えられるディープスポット。また、ブルー・アビスは深海潜水装置のテスト利用や宇宙飛行士などの訓練施設としての機能を最優先させていることから、融合施設で一般利用が可能なディープスポットにより多くの注目が集まりそうだ。