CULTURE

毎年恒例の「素っ裸自転車マラソン」が中止に?

石油依存社会に対する抗議として、毎年ヨーロッパを中心に世界中で開催されている”World Naked Bike Ride”(ワールド・ネイキッド・バイクライド)。

今年も自動車に頼ってばかりの現代に反発しようと、英国で大勢の参加者が素っ裸になって街中を自転車で駆け巡るはずだった・・・が、残念ながら今年の開催は中止となってしまった。

その主な理由は損害賠償責任保険加入の準備不足だと指摘されているが、開催地であるカンタベリー市の委員会が「露出狂のための祭りのようだ」と批判したためだとする声も。

 

反自動車デモの運営者が批判に反論

 石油依存社会反発デモの仕掛け人の1人、Barry Freeman(バリー・フリーマン)は、開催が中止された理由は保険加入の準備不足以外に、サイクリングロードとして利用する予定であった道路が公共工事のため使えなくなったことも挙げた。

しかし、一部ではカンタベリー市の委員会からの批判が開催中止に追い込まれた原因ではとの憶測も出ている。

市議会委員長のNeil Baker(ネイル・ベイカー)はFacebookページにこんなコメントを投稿した。

「排気ガスによる環境汚染に対する抗議自体には意義があって良いと思うが、何故裸になる必要性があるのかわからない。もちろん普通の人も参加しているだろうが、露出狂を喜ばせるような祭りには違和感を感じる。」

この発言にバリーは反論。

「私達が裸で抗議するのには理由がある。それは自転車に乗るには装備が軟弱で、自動車に比べてより危険が伴うことを伝えるためだ。道路を走り去る自動車も、裸で自転車を漕いでいる人を注視しやすい。つまり私達が自動車の運転士に伝えたいことは、”これからは裸じゃなくても横を走る自転車に注視しなさい”ってことなのさ。」

独特なパフォーマンスで注目を集めようとするバリーら参加者は不審な目で見られながらも、実際は大真面目な抗議活動を行っているということだ。

しかし裸の大人が街を駆け回るのを不快だと感じる人も多いはず・・・。この抗議スタイルが長く続くかは疑問符が付く。

 

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