Source: V Live
韓国のトップ男性アイドルグループ『防弾少年団(以下、BTS)』のキム・テヒョン氏ことV(ブイ)が15日、ライブ動画配信サービス『V LIVE』に投稿した動画が話題を集めている。
ライブ動画のなかでキム氏は、雑談やファンから寄せられた質問に答えるなどして、いつもと変わらない様子であった。すると途中、彼は『サセン(saesang)』呼ばれる、アイドルのプライベートに侵入することも厭わない過激なファンについて語り始めた。
キム氏は、BTSがツアーなどで空港を利用する時、一般の航空便ではなくチャーター便を利用しており、2グループに分かれていることを明かした。そして、その理由が「サセンの目に付かないようにするため」だというのだ。
「本当は普通の飛行機に乗りたいんだけど、そうすると一部の人達がその便を探し出して、僕達の隣や前の席に座ろうとするんだ。そうなると僕は、気分良く休めなくなるんだ。すごく不快になる。正直言って、やめてほしい。すごく怖いよ」
疲れ切った表情で過激なファンに対する胸の内を語ったキム氏の動画は、国内外で大きな反響を呼んだ。そして、「サセンは真のファンではない」「Vがサセンのことを、ファンではなく『あの人達』って呼んでいるところが、怖さを物語っているわね」など、サセンに対する批判の声が殺到した。
世界中にいるサセンらによる被害は、年々増加傾向にあるという。昨年12月の台湾公演の際は、BTSの乗車した車を追い掛けるようタクシーに指示したファン達によって衝突事故が発生している。
さらに今年、メンバーの誕生日を祝うためホテルに滞在していたところ、ファンが同じホテルに忍び込んで写真を撮影していたという情報も出ており、サセンを悪質なストーカーとして取り締まるべきであるとの声が上がっている。