Source: Billie Eilish/Instagram
アメリカの大人気シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)の2作目となる最新アルバム『Happier Than Ever』が先月30日にリリースされ、全米・全英のアルバムチャートで初登場1位を獲得した。
若き大スターという名誉に匹敵した快挙に注目が集まる中、アイリッシュは同作の発売翌日に英紙『The Guardian』のインタビューに応じ、華やかな表舞台から隠された悩みについて打ち明けた。
「インターネットで完璧なボディを持つ人達を見ると、加工していると分かっていても不安な気持ちになってしまう」
自身の体型に強いコンプレックスがあるというアイリッシュは、その事に気を取られない様、ライブ中は大きいサイズの服を着るようにしていると話す。
『Happier Than Ever』アルバムカバー(上)Source: Billie Eilish/Instagram
「私は自分に自信があるし、幸せな人生を歩んでいる。でも、自分の体は好きになれない」
さらに彼女はこう続ける。「人の体って、本来は動き回って食事をして排泄するためにあるものよね。どうして私達は、こんなに身体のことを気にするのかしら?本当に馬鹿げてる」。
また体毛についても同様の疑問を投げかける一方で、自身もファッションは好きで着飾ることはすると述べ、「罪悪感はある」とした。
しかし、努力して手に入れた美しい容姿を、まるでそれがナチュラルであるかのように振舞って他人を見下すような行為は許せないと断言し、現代の見た目至上主義が若い人達に悪影響を与えていると警鐘を鳴らした。