Source: Red Table Talk/Facebook
アメリカの大物俳優ウィル・スミスの長女ウィロー・スミス(トップ画像)が、複数人との恋愛関係を指す「ポリアモリー」に賛成する立場を表明し話題を集めている。
ウィローが母親と祖母と一緒に司会を務めるトーク番組『Red Table Talk』で28日、ポリアモリーの是非について議論するエピソードが放送された。
国内における離婚率の上昇が社会問題と化している中、たった1人を生涯のパートナーとする価値観に限界が来ているのではないかとウィローは指摘する。
Source: Red Table Talk/Facebook
「ポリアモリーのメリットは、自分にとって一番相応しいスタイルの恋愛が自由に出来るということ。周囲の目を気にして、自分らしさを押し殺してまで1人だけを選ぶ必要がなくなるのよ」
こう語るウィローは、従来の結婚制度に対し懐疑的な視線を向ける。そして、自身が結婚するとしたら「お互いを経済的に支援する必要がある場合のみ」と述べた。
彼女の母親であるジェイダ・ピンケット=スミスも概ね同意し、「固定概念の外側にも、価値のある暮らしは存在する」と主張。一方で、モノガミー(恋人を1人に絞ること)は恋人同士が関係修復に手を尽くす理由になるとして、ポリアモリーを許容することで起こりうる問題点を挙げている。
ジェイダ・ピンケット=スミス(上) Source: Red Table Talk/Facebook
またウィローの祖母エイドリアン・バンフィールド・ノリスは「2人だけの関係で幸せな暮らしをしている人もいる」と述べ、モノガミーが社会の秩序を保っているとの考えを示した。
ウィローは「もちろん、どちらも選択できる社会が望ましい」としつつ、「現状の価値観で不満を抱えているカップルはたくさんいる」と訴える。そして、個々人の多様な恋愛スタイルが尊重される社会の実現を目指す若者世代が増加していると述べた。