Source: @tiffanytrump/Instagram, The Daily Californian
毎年6月にニューヨーク市で開催される、LGBTQ(性的少数派)を讃える「Pride Parade(プライド・パレード)」が、今年も開催された。
レディー・ガガやスーパーモデルのハイディ・クルム、セックス・アンド・ザ・シティでミランダ役を演じたシンシア・ニクソンなどの大物セレブもパレードに参加し、リベラル色の強いイベントとなった。
そんな中、リベラルとは対等的とも言えるトランプ大統領の娘がプライド・パレードに参加して話題を集めているのだ。
ティファニー・トランプがゲイ・パレードに参加
トランプ大統領の娘であるTiffany Trump(ティファニー・トランプ)が、ファッション・デザイナーのAndrew Warren(アンドリュー・ワーレン)氏と共にプライド・パレードに参加する際に撮った写真が、ワーレン氏のインスタグラムに投稿されたのだ。
若きデザイナーの隣でポーズを決めるティファニーは、ゲイ・パレードに相応しい虹色で描かれた骸骨のTシャツを着こなした。
Pride Saturday (プライドの土曜日)と虹の絵文字を付けてキャプションされた投稿からは、保守的なトランプ大統領の気配は感じることはできない。
イヴァンカ・トランプやドナルド・トランプ・ジュニアなど、トランプ大統領の子供達への批判や不祥事が度々話題になる中、ティファニー・トランプだけはメディアへの露出も少なく、非難されることもなかった。
プライド・パレードの伝えたいメッセージやミッションは、父親であるトランプ大統領の抱く保守的思想とは懸け離れている。
それでもパレードに堂々と参加し、かつ批判も浴びないティファニーは、トランプ一家の中では異端児なのかもしれない。