Source: Xiaxue/Instagram
シンガポール警察は6日、人気ブロガーのXiaxue(シャーシュエ=トップ画像)が10年前に投稿した移民労働者に対するヘイトスピーチの捜査依頼を受託した。
依頼主であるインド系シンガポール人の男性が自身のインスタグラムに問題の発言を公開させ、「自らの行いは自分に返って来るぞ」と彼女に対する怒りをぶつけた。
現在は削除されているが、シャーシュエは2010年8月に以下のようなツイートを投稿している。
「だって、あいつらはセクハラしてくるし、こちらをジロジロ見てくるし、リトルインディアに押し寄せてくるのよ!これ、事実だからね」
男性の投稿した動画は25万回再生と1万件以上のいいね!を得るなどして高い注目を集め、コメント欄は批判の声が殺到している。
その後、国内のツイッターでは「Punish Xiaxue(シャーシュエに罰を)」がトレンド1位となり、さらに彼女のヘイトスピーチに対する罰則を求める電子署名サイトが創設され、現時点で2万5千筆が集まっている。
しかし当の本人は、「こんなに注目されるなんて嬉しいわ」と反省する素振りを見せず、9日に更新したインスタグラムの投稿で「私は言いたいことを言ってきたし、これからもそうする。意見が合わないからって相手を黙らそうとするなんて、卑怯だわ」と強く反論した。
アメリカのトランプ大統領を支持しているというシャーシュエは、過去にも度々不祥事を起こしてきた。身体障碍者を罵倒したり、他のブロガーから侮辱罪で訴えられるなど、彼女特有の過激な発言で多くの人々から反感を買っているのだ。
一方、「自分の思っていることを言ってくれている」ことで支持者の数も多く、国内随一のインフルエンサーとして人気を博している。