Source: Cadbury/YouTube
イギリスの菓子メーカー『Cadbury(キャドブリー)』の最新CMに対し、賛否両論の声が相次いでいる。
このCMは、人気チョコレート製品『Creme Egg(クリームエッグ)』の販売50周年を記念して企画されたもの。
フォンダンという砂糖衣が入った卵型のチョコレートで、半分にして中身を舐めたり、ディップするなど様々なクリームエッグの食べ方を賛美するというテーマだ。
Source: Cadbury/YouTube
すると最後、夜景を背後に両手を取り合って回る男性2人が登場。
1つのクリームエッグを口元でシェアするという、まるでキスをしているようなロマンチックなシーンが流れた。
Source: Cadbury/YouTube
ナレーターの女性が「シェアして食べるの?えぇ、もちろん大賛成よ!」と歓喜の声を上げ、クリームエッグの50周年記念CMは金の紙吹雪で壮大に締め括られた。
ゲイカップルの愛情表現を躊躇なく取り入れることで、LGBT+コミュニティへの支持を表明したキャドブリー。しかし、男性2人がキスをする映像に対し強い不快感を示す人々が続出した。
同性愛嫌悪が未だ根強く残っていることを思い知らされる一方、「ゲイでなくても気持ち悪い」といった意見に賛同の声が集まっており、表現が過剰に性的であることが問題視されているようだ。