Source: President of Ireland/Twitter
新型コロナウイルスの第2波が欧州を襲うなか、各国で都市封鎖や時短営業など様々な制限が施行されている。
クリスマスが近付き、この時期は家族で過ごす習慣のある欧州だが、海外に居住している人々は帰省の断念を余儀なくされている状況だ。
そうしたなか、アイルランドのマイケル・D・ヒギンズ大統領が「光の川」と名付けたイルミネーションを大統領官邸に灯し、国に帰れない国民へクリスマスメッセージを送った。
Source: President of Ireland/Twitter
「2020年は、非常に厄介で悲惨な年でした。しかし、日が長くなり明るい時間が増えるクリスマスの季節は、まさに希望の象徴であり未来が良くなるというサインなのです。
アイルランドが故郷である人、子孫である人、関わりがある人、アイルランドの良き友である人。貴方が世界のどこにいようと、平和で幸福な素晴らしいクリスマスをお過ごしください」
大統領からの温かい励ましの言葉に、SNSでは多くの海外居住者が感謝の意を表している。
Source: President of Ireland/Twitter
速やかな対策を講じたことで感染者数が比較的少ないアイルランドでは、来年1月6日まで国内での移動の自由や少人数の集まりが許可された。
しかし入国制限は未だ厳しく、一定の条件を満たさない限り入国者には14日間の隔離措置を行う必要がある。