Source: Trevor Wilkinson/Instagram
アメリカ南部テキサス州の男子高校生が、「性差別的な服装規定」に抗議するため署名活動を開始させた。
同州キャラハン郡にある『クライド高校(Clyde High School)』は先月、マニキュアを塗って登校した3年生のトレバー・ウィルキンソンさん(トップ画像)を、校則違反であるとして校内謹慎(教師の監視下で自習させること)の処分を講じた。
これに対しウィルキンソンさんは、女子生徒のマニキュアは許されて男子生徒にだけ罰を与えるのは「ゲイ嫌悪であり性差別だ」と抗議。
しかし学校側は彼の訴えを聞き入れず、マニキュアを落とさない限り処分を続けると断言したという。
Source: Trevor Wilkinson/Instagram
「僕はゲイである自分を誇りに思っている」と話すウィルキンソンさんは、電子署名サイト『Change.org』で自身のページを作成し、「男性がマニキュアを塗ることを認めて」という題名で同校の服装規定を変える呼び掛けを始めたのだ。
「自分を表現しても良いのだということを伝える手助けをしてほしい。社会が求める人物像に合わせる必要はないんだ」
現在も謹慎中というウィルキンソンさんだが、「絶対に妥協しない」と活動を続け、署名は28万筆を超えるほどの支援が集まっている。