Source: Billy Santoro/Twitter
黒人差別撤廃を呼び掛ける『Black Lives Matter(=黒人の命にも価値がある、以下BLM)』の抗議活動が活発化した今夏、アメリカのポルノ男優がFacebookに投稿した失言が注目を集めていた。
「アメリカは、黒人共が抗議の名で略奪することを許すのか。アメリカ人よ目を覚ませ。まずは銃をぶっ放すんだよ」
Source: Nathan V/Twitter
この発言はヘイトスピーチであるとして炎上し、ツイッターでは芸能人やポルノ業界からも批判の声が相次いだ。
大バッシングを受けた投稿者のビリー・サントロさん(トップ画像)は、「僕はレイシストではない。略奪者に友達を殺されて、精神的に不安定だったんだ」とツイッター上で弁解。直後に再びツイートを投稿し、「有色人種の皆様にお詫び致します。僕は有色人種の方に恋をしたことがあるから、気持ちは分かる」と謝罪した。
彼のアカウントは一時的に凍結し、上記のツイートは現在削除されている。
夫のGage Santoroさん(上) Source: Billy Santoro/Twitter
すると先月、サントロさんはツイッターで近況について報告し、問題となった発言について触れた。「ドラッグを服用していた時に言ったことは、今でも後悔してる。あれは本音ではない」と述べ、夫と共に薬物中毒から脱却しようと奮闘していることを明かした。
励ましの声が多数見受けられる一方で、「ドラッグは言い訳にならない」「酔って本音が出ただけだ」など厳しい反応も出ており、容赦される兆しは未だないようだ。