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アメリカ南部テネシー州で、白人至上主義団体『クー・クラックス・クラン(KKK)』による奇妙な迷惑行為が多発した。
大統領選挙を目前にした今月初旬、同州ベッドフォード郡にある住宅地の庭に、複数の”カード”がばら撒かれていたという。
被害者の1人であるブレアナ・グリーンさんが現地メディアの取材に応え、カードには「KKKからのご挨拶」「次は電話をかける」との記載があったと述べている。
さらに、敷地内に立てていたジョー・バイデン氏(民主党大統領候補者)の支持を表明した看板にタイヤの跡が付いていたと明かした。
「政治家を支持するだけで犯罪に遭うなんて、恐ろしいわ。それに有色人種の住民にとっては、もっと不安で仕方がないと思う。
地域が一丸となって、彼らは歓迎されているのだと思ってもらわないといけない」
一方で警察の調べによると、被害を受けた人のなかにはトランプ支持者も含まれていたことが判明している。警察署長はヘイトクライムの可能性は低いと述べつつ、被害を受けたら直ぐ通報するよう促した。