CRIME

“アンチフェミニスト”の弁護士が女性判事の息子を銃殺

Source: Roy Den Hollander, Rutgers University

アメリカ東部ニュージャージー州連邦地裁の裁判官、エステル・サラス判事(トップ画像左)の息子が銃殺され、FBI(連邦捜査局)は弁護士のロイ・デン・ホランダー(トップ画像右)を容疑者として特定した。

米メディア『Associated Press』によるとホランダー容疑者は19日、宅配業者を装って判事の自宅に出向き、ドアを開けた息子のダニエルさんを射殺した。さらに、玄関に駆け付けた夫のマーク・アンダル氏も銃撃を受け重傷を負った。判事は襲撃を免れた。

事件翌日にホランダー容疑者の遺体が発見され、発砲した銃弾に巻き込まれたことが死因とみられている。被害者との面識はなく、犯行動機は明らかにされていない。

ホランダー容疑者は昨年、徴兵制の対象に女性が含まれていないことを不服とした訴えを起こしており、訴状を受理した裁判官がサラス判事であったと報じられている。米メディア『The Atlantic』によると、その時ホランダー容疑者は「サラスは自分のキャリアのために裁判を遅らせているんだ」などと不満を述べていたという。

「フェミニズムは宗教」と唱えるホランダー容疑者は、自身の公式サイトに「紳士たちよ、今こそ自らの権利のために立ち上がる時だ」とのステートメントを表示しており、男性の権利向上のためにフェミニストと闘うことを宣言していた。

彼は以前、女性のみが割安料金でクラブに入場できる『Ladies’ Night(レディースナイト)』という制度を違憲としてナイトクラブを提訴したり、名門コロンビア大学は「女性学を取り入れているのに、男性学の授業がないのは違憲だ」と主張して訴訟を起こした。いずれも敗訴している。

 

 

 

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