CRIME

LGBT+を支持した高校に対する誹謗中傷が続出

Source: Twitter

LGBT+(性的少数派)コミュニティーへの支持を表明したイギリスの高校に対し、大量のヘイトスピーチが殺到している。

LGBT+の権利向上や意識改革の軌跡を祝う『LGBT History Month(LGBT歴史月間)』に合わせ、先月5日に首都ロンドン・ハーリンゲイ区にあるウッドサイド高校(Woodside High School)の横断歩道が虹色に変貌した。

横断歩道を同性愛の象徴である鮮やかな虹色に塗装させたのは、多様性と平等の促進を図るために同校の学生達が提案した企画だという。そして同企画は、ハーリンゲイ区議会からの資金提供を受けて実現した。

 

 

同企画に携わった学生の1人は現地メディア『ITV』の取材に対し、「虹色の横断歩道は、多様性を受け入れて社会変革を支持する僕達の思いを表しているんだ」と、プロジェクトを始動した意義を語っている。

しかし、完成した横断歩道の写真をウッドサイド高校の公式ツイッターに投稿したところ、LGBT+に対する数々のヘイトコメントが殺到したのだ。

「間違ったことを子供達に教えるな」「この学校は生徒達をゲイにしようとしている」「ゲイは違法にするべきだ。変態共を付け上がらせるんじゃない」

その後同校はツイッターを更新し、数日も経たないうちに何百通もの誹謗中傷が送られてきていることを明かした。

 

 

「こうした書き込みを見て、ショッキングに思う人もいるかもしれません。でもこうした暴言や脅迫は、LGBTQ+コミュニティーにとっては日常茶飯事なのです。この事実を伝えるためにも、教育は非常に重要となります」

ヘイトスピーチが相次ぐ一方で、ウッドサイド高校への支持表明や称賛の声も多数送られている。

さらにハーリンゲイ区議会のシーマ・チャンドワニ議員は、「私達の地域には、社会を分断させる勢力の居場所はないのです。ハーリンゲイ区は学生達と一致団結し、いかなる差別や偏見にも立ち向かう」との声明を出し、差別問題に取り組む同校の学生達を「とても誇りに思う」と賛美した。

 

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