Source: Pathma Gurusamy via Mothership
中国系シンガポール人の新郎とインド系マレーシア人の新婦が、両文化を取り入れた結婚式を挙げて注目を集めている。
ニュージーランドにあるマッセー大学の獣医学生として出会った2人は、昨年12月にマレーシアで式を挙げた。シンガポールの英字メディア『Mothership』によると、当初は婚姻届の提出のみで結婚式の予定はなかったが、双方の両親からの強い要望を受けて挙式を決意したという。
そして規模は小さく抑えながらも、インド式と中国式の結婚式を2日かけて執り行う計画を立てたのだ。
Source: Pathma Gurusamy via Mothership
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初日は首都クアラルンプールにあるヒンドゥー寺院で、インド式の結婚式を開催。豪華な衣装を身に纏った2人は『ジャイ・マラ(花輪の交換)』などの伝統儀式を行った。
そして翌日、今度は中国式の結婚式が挙げられた。親族や友人から紅包に入ったご祝儀を貰い、相手の親族にお茶を捧げて新しい家族を迎え入れる『敬茶の儀』も執り行われた。
さらにグルサミーさんの着用した赤いチャイナドレスは、インドの民族衣装サリーから作られたものだという。
Source: Pathma Gurusamy via Mothership
Source: Pathma Gurusamy via Mothership
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新婦のパスマ・グルサミーさんは、当時の様子をFacebookグループ『Subtle Asian Traits』にシェアした。すると、同投稿には3万件以上のリアクションに2000件以上のコメントが寄せられ、両文化を融合させた挙式は大きな反響を呼んだ。
グルサミーさんは同投稿で、「みなさんの国際結婚の写真を見て素敵だなと思って、私も自分の結婚式をシェアしたい気持ちになりました」と語り、2人の文化を尊重しお互いに受け入れることの喜びを綴っている。