Source: Bay Area Magazine
アメリカ・カリフォルニア州のビーチに打ち上げられた大量のある生き物が、「男性器に似ている」として大きな話題を呼んだ。
その生き物というのは、潮間帯の砂浜に数十cmの縦穴を堀って生息する、直径25cmほどの『ユムシ』という動物だ。満潮時は海の中で、干潮時も巣穴に潜って過ごすため普段はユムシの姿を見ることはない。
しかし昨年12月、カリフォルニア州北部を襲った嵐によって波が海中の砂を浜辺に押し寄せ、サンフランシスコ近郊のドレークス・ビーチに無数のユムシが漂着したのだ。
現地の自然科学情報サイト『Bay Nature Magazine』によると、大量に打ち上げられたユムシは鳥などの捕食生物のエサになったという。
一方で、ユムシ特有の姿ゆえにSNSでは「無数の男性器が浜辺に漂着」と揶揄されて大きな注目を集め、笑いのネタになっているようだ。
ユムシは中国や韓国など一部のアジア圏では食用として販売されており、他にも釣り用のエサとして利用されている。