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「鶏の鳴き声がうるさい」?裁判所が隣人の訴えを却下

Source: Corinne Fesseau/Facebook

フランスで今年9月、「隣家から聞こえる鶏の鳴き声がうるさい」としてコリーヌ・フソ―さん(トップ画像)を訴訟していた高齢夫婦に対し、裁判所が慰謝料1000ユーロ(約12万円)の支払いを命じた。

2017年、大西洋に浮かぶオレロン島に暮らすフソーさんの家に、オスの鶏が誕生した。そして彼女は、鶏をモーリスと名付けた。

すると、2004年に都市部からオレロン島に移住したという隣人の高齢夫婦が、早朝のモーリスの鳴き声がうるさくて静かな暮らしが出来ないと激怒。「鶏を追い出すか、黙らせるかしてくれ」と要請し、フソ―さんを提訴したのだ。

Source: Corinne Fesseau/Facebook

この裁判は「都会から田舎に移住した人々」と「元から田舎に住んでいる人々」の文化摩擦として、国内外で大きな注目を集めた。

一方で原告側の弁護人は、「この問題は『都会対田舎』というものではなく、騒音被害の有無が争点だ」と主張。しかし、フソ―さんの弁護人は「騒音被害と呼べるレベルではない」と説いた。

2年間の論争の末、判事は「モーリスが鳴き声をあげるのは自然現象である」として原告の訴えを退ける判決を下した。現時点で、夫婦が控訴するかは明らかにされていない。

Source: Corinne Fesseau/Facebook

フランスでは近年、都会に住む人々が別荘や定年後の新居をオレロン島のような田舎町に建てることで、教会の鐘の音や家畜の出す騒音が迷惑だとの苦情が相次いでいるという。

これを理由に現地の人々が提訴され、彼らは「田舎の価値観が消滅する」と危機感を募らせているのだ。

しかし今回の判決でフソ―さんが勝利したことにより、彼女は「同じ境遇に立たされている人達の権利を保護する前例を作った」と喜びの思いを語った。また、古くから存在する田舎の文化を移住者から守る『モーリス法』を制定してはどうか、との提案も出している。

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