Source: Warwickshire police, Facebook
自分の生活の邪魔だった、という身勝手な理由で幼い娘2人を殺害した自称モデルの23歳女に2日、終身刑が下された。
イギリス中部・ウォリックシャー州で昨年1月15日、当時21歳だったルイス・ポートン(トップ画像左)は、3歳の娘レクシーちゃん(トップ画像右)の鼻と口をガムテープで塞いで窒息死させた。
警察の調べによれば娘の死後、ポートンは緊急連絡番号へ通報する前に、インターネットで「口と鼻を塞いだら死ぬのか」と検索をかけていたことが分かっている。
しかしポートマンは娘の死に悲観するどころか、出会い系サイトで知り合った男性のために搬送先の病院の化粧室で上半身裸の写真を撮影したり、次の日には同サイトで男性41人からの申請を承認していたという。
更にイギリスメディア『ガーディアン』は、ポートマンがレクシーちゃんの葬式中に「笑っていた」という証言も出ていると報じている。
そして葬式から2日後の2月1日、ポートマンは生後14か月だったスカーレットちゃん(トップ画像右)を同じ方法で殺害した。その時もポートマンは取り乱すことなく、生死を彷徨っていた娘を車に放置してガソリンを入れていたという。
ポートマンの大家によると、彼女はほとんど子供の世話をせず、SNSに没頭していたという。また検察官は裁判にて、ポートマンは逮捕後も「冷静かつ感情のない」状態だったと話している。
一方でポートマンは「子供の世話はしていた。なぜ娘が死んだか分からない」などと容疑を否認していたが、裁判長は犯行を「邪悪」で「計画的」として、最低32年間の無期懲役刑を言い渡した。