Source: 梨视频 via 新浪微博
今年で4度目となる全国統一大学入試に挑む84歳の男性が話題になっている-。
男性は、中国南部・安徽省出身のヤオ・ケイランさん(トップ画像)。香港の英字メディア『South China Morning Post』によれば、彼は御歳84歳という高齢ながらも、希望する難関・北京大学や北京師範大学へ入学するために毎日最低2時間は勉強に励んでいるという。
「(この年齢での猛勉強は)頭を酷使するから疲れるが、少しずつ知識を蓄積するようにしている」
こう語るヤオさんは2012年からの7年間、余暇の時間を制限しながら、10代の若者らと同じ土台で大学試験に挑んできた。更に、過去3回分の受験経験があることから「統一入試の問題タイプや雰囲気には慣れている」と話し、今では全く緊張することがないという。


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先入観に囚われずに夢を追うヤオさんは国内で大きな関心を集め、今では「高考(大学入試)おじいちゃん」と呼ばれるほどの有名人になった。一方、ヤオさんは「結果の出せないことを続けることは出来ない」と語り、受験は今年で最後にすると断言している。
中国の全国統一大学入試は、2001年から「25歳以下の未婚者」という受験資格の制限を解除して以降、様々な年代の受験者が試験申込に殺到するようになった。