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中国・広西チワン族自治区の南寧(なんねい)市にあるマンションで、駐車スペースを20万元(約300万円)で購入したにも関らず、実際に駐車するとドアを開く余裕がなく降車できないという予想外の事態が起きた。
中国情報サイト『Shanghaiist』が伝えたところによると、被害を受けた女性は引越し準備の一環として、昨年8月に駐車スペースを住宅開発業者に支払ったという。しかし実際に車を停めると、ドアを数センチ開いただけで壁に当たってしまい、降車するにはサンルーフ(天窓)から出るしか方法がないというのだ。
賃料20万元という高額な駐車スペースの大きさがこれかと、激怒した女性は業者に返金を要請した。しかし、業者は既に納税申告を済ませたことを理由に要請を却下したという。更に、代金を取り返したければ他の誰かに売るしか方法はないと言及した。
Shanghaiistによれば、国内の法律により駐車スペースは最低でも60cmの余裕を持たせなければならないという決まりがある。被害者の女性は、この法律を武器に業者を起訴する予定だという。