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中国南部・湖南省にあるバーで働いていた女性従業員が、メッセージアプリで上司に”スタンプ”を送信したことを理由に解雇された。
香港の英字メディア『South China Morning Post』によると、国内最大のメッセージアプリ『WeChat(微信)』でグループチャットを作成した雇用主の男性が、女性従業員に会議資料を送るよう依頼。しかし、彼女が承諾の印として「”OK”の絵文字」を送信したことに男性が憤慨したのだ。
「メッセージを受け取ったら、文章で返事をしなさい。ルールを知らないのか?」
こう女性従業員に返信した後、男性は彼女に人事部へ出向いて辞職するよう促したという。実際に解雇手続きが始まっていると話す女性は「私は何年も働いてきましたが、こんな馬鹿げた状況に直面したのは初めてです」と、戸惑いを隠せない様子だ。
本件は中国のSNS上で大きな話題を呼び、実際の規則などに基づかない雇用主の「気まぐれ」による不当解雇への不平不満が噴出している。