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【中国】アメリカ人YouTuberが中国で大人気?「親中外国人」として注目の的に

Source: Bart Baker/Instagram

アメリカ・トランプ政権が強行している中国との貿易摩擦が引き金となり、現在の米中対立は嘗てないほど悪化している状況だ。そんななか、あるアメリカ人YouTuber(ユーチューバー)が冷え込んだ両国関係を緩和させようと、中国エンターテイメント界に進出し注目を集めている。

「この貿易戦争は本当におかしいよ。僕の音楽が緊張を少しでも和らげることができるのなら、とても嬉しく思う」

動画共用サイトYouTube(ユーチューブ)で有名歌手のパロディ動画をアップロードし、そのクオリティの高さから根強い人気を誇っている33歳のバート・ベイカー(トップ画像)氏。しかし、チャンネル登録者数が1000万人超えという大物ながら、昨年末以降は1本も動画を投稿していない状況だ。どうやら彼は、YouTubeに対する不満を募らせているらしく、今年4月には同サイトのCEOに対し「なんでYouTubeはこんなに悲惨なんだ?」とツイートしたほどである。

そんな彼は現在、活動拠点を動画アプリ『TikTok(ティックトック)』に移し、「中国を愛しています」とのプロフィール紹介文と共に中国語で動画を発信している。昨年アカウントを作成して以来、既にフォロワー数は1000万人に達している。更に、中国国内で利用されている動画アプリ『快手(かいしゅ)』では500万人以上のフォロワーを得ている。

アメリカのYouTube界から突然姿を消したバート・ベイカー氏は、中国で「親中外国人」として大人気を博していたのだ。

「中国の人達には、アメリカ人が全員クズな奴ばかりだと思ってほしくないんだ」

こうしたアプリ内で彼は、中国の愛国歌を英語で歌ったり、アメリカ政府から強い圧力を受けている国内最大の通信機器メーカー:ファーウェイへエールを送ったりと、敵対する国の人物からの意外なラブコールに中国の人々は歓喜しているのかもしれない。一方で、「金儲けのために来ているだけじゃないのか」と、彼に対して不信感を抱いている人もいる。

香港の英字メディア『South China Morning Post』によると、バート・ベイカー氏は上海にある芸能事務所と近いうちに契約を結び、しばらくは中国に居住することを望んでいるという。

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