Source: นาย อร่อย อูมามิ/Facebook
タイの首都バンコクで16日、都内を流れる用水路に使用済みコンドームやトイレ用品が捨てられているのを発見され、不法投棄罪でバーンコークヤイ区の『ウェスト・イン・ホテル』に罰金1万バーツ(約3万5000円)が科された。
シンガポールの英字メディア『The Straits Times』によれば、当局がゴミに記載されていたホテル名を辿り捜査員をウェスト・イン・ホテルに派遣したところ、汚水処理は6ヶ月毎に清掃業者へ委託していると同施設の従業員らの証言で分かった。しかし、汚水処理を進める上では用水路に繋がるような設備はなく、何故ゴミが遺棄されていたのかは現時点でも不明のようだ。
用水路に捨てられていた大量の使用済みコンドームやトイレ用品は既にバンコクの市職員によって取り除かれたものの、清掃前の写真がSNS上に拡散され批判が殺到した。写真を見たユーザーからは「気持ち悪い」「吐きそう」など不快感を露わにするコメントが殺到している。
#ออกจากบ้านมาอย่าง งง #เห้ย….. #นายทิ้งแบบนี้เลยหรอ??? #ริมคลองบางกอกใหญ่…
นาย อร่อย อูมามิさんの投稿 2019年6月15日土曜日
ウェスト・イン・ホテルの支配人はメディアの前で公式に謝罪するも、「今までこんなことはなかった」と弁明。更に、使用済みコンドームの除去作業は汚水処理を委託している清掃業者が請け負っているとも述べているが、同業者からの状況説明は未だ聞かされていないという。
タイではプラスチックごみのポイ捨てや違法投棄が長年問題視されている。その深刻さは、排水溝に溜まったプラスチックごみがバンコクで頻繁に発生する水害の主原因となっているほどだ。一方、近年では国内でゴミ処理に対する意識が高まっており、昨年6月には政府機関とタイ企業数社によって「2027年までにプラスチックごみを半減させる」という覚書が結ばれた。