Source: Ice Dream KK/Facebook
マレーシア東部サバ州にあるカフェで今月4日、風邪薬の味がするというアイスクリーム・が新しく発売され話題を呼んでいる。
同州最大の都市コタキナバル(Kota Kinabalu)のオシャレなカフェ『Ice Dream Café KK(アイス・ドリーム・カフェKK)』は、可愛いラテアートや餅入りワッフルなどで若者に人気の穴場スポットだ。いわゆる「インスタ映え」する料理や店内に女性達はカフェで撮影した写真を多数SNS上にアップロードしている。
そんなお洒落カフェが、アジア圏で絶大な支持を誇る咳止めシロップ『京都念慈菴 蜜煉枇杷膏(通称:Pei Pa Koa)』風味のアイスクリームを新発売したのだ。
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日本でも芸能人の間で知名度が上がってきているというPei Pa Koaは、中国や香港などではどこの家にも置いてあるほど普及している漢方薬だという。更に、昨年2月にアメリカ・ニューヨークへ進出した際は大きな注目を集め、好調な売れ行きという結果となった。
原料は蜂蜜や生姜、枇杷(ビワ)や桔梗(キキョウ)など薬効のあるハーブが多数含まれている。甘口で飲みやすい一方で、喉を通る時にミントのような爽やかな香りがすることから、小さい子供から高齢者まで気軽に飲める優れものだ。
「1日1杯食べて火照りが消え去る。変だと思わず、一度挑戦してみて」と宣伝されている風邪薬アイスクリーム。店側によれば、アイスクリームといえど薬の効果は残っているらしく、「大人は1日スクープ3杯分、子供は小さめのスクープ3杯分」を推奨しているという。
なんとも奇抜な風邪薬味のアイスクリームだが、インスタグラムなどのSNS上ではPei Pa Koaアイスの写真を投稿しているユーザーが続出しており、なかなか好評のようだ。
<Ice Dream Café KK>コタキナバル国際空港から車で15分ほどの立地にある。営業時間は昼12時から夜23時まで。