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中国南東部の浙江省にある中学校が発表した新たな福利厚生が話題を呼んでいる。
その名も、「愛の休暇」だ。1ヶ月に2回、士気を高めるために、半休日が“子供のいない独身の教師“に与えられるというのだ。
香港の英字メディア『South China Morning Post(以下、SCMP)』が報じた。

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「この学校の教師らは、非常によく働いてくれている。だから、彼らにはこの休暇を使って家族と過ごしたりして、心身共にリラックスしてほしい。人生を楽しんでほしいんだ。生徒だって、毎日疲れ切った教師を見るのは苦痛だろう。」
新制度を導入した同校の学長である趙(チョウ)氏は、地元メディアに対しこう語った。
学長の判断に、当の教師らからは歓喜の声が上がっている。理科を担当している清(シン)さんは、「いつもは平日でないと出来ないことが可能になった」と、嬉しさを隠せない様子だった。
SCMPによれば、同校では他にも、未成年の子供を持つ教師には「家族休暇」を、そして子供が社会人となった教師には「幸福休暇」が月に2回与えられるという。