Source: 秒拍
中国南部の湖南省で先月、実母を刺殺した12歳の男児を不起訴処分としたニュースが世界中で注目を浴びた。
中国メディア『新京報』が報じた。

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新京報によると、殺された女性の遺体を発見した彼女の父親が警察に通報し、事件が発覚した。警察が現場に到着した時、女性の息子である12歳の男児が「母親は自殺した」と供述したという。しかし、後に男児が実母の殺害を認めた。警察の調べでは、犯行に及んだ動機は「タバコを吸っていたことを注意され、革ベルトで打たれたから」だと話している。
しかし、強い殺意があったにも関わらず、男児は拘置所に入った3日後に釈放され、不起訴処分となった。中国の法律では、13歳以下の児童の刑事告訴が認められていないためだ。
中国国内では今回の事件以降、こうした少年法を非難する声が高まっており、重罪を犯した場合は児童であっても厳重な処分を講じるべきであるとの議論が活発化している。