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【アメリカ】男らしさ=暴力的?カミソリ会社の広告が波紋を呼ぶ

Source: YouTube

今月13日、アメリカのカミソリ会社『Gillette(ジレット)』のリリースした新しい広告が「男性を差別している」と、大炎上する結果を招いた。

ジレットは広告を公式YouTubeアカウントに投稿するも、100万件以上の低評価を受ける大失態に。コメント欄では、昨年より話題のワードとなっている”Toxic Masculinity(=有害な男性観)”を巡る大論争が繰り広げられているのだ。

“The Best Man Can Be(=男性はどこまで輝けるか)”というタイトルで投稿されたこの広告は、虐めやセクハラ、女性軽視などの映像と共に「男はこんなものなのか」「もうこれ以上黙ってはいられない」などと、語り手が真剣に訴えかける映像から始まる。すると、ふざけ合う男児を前にした大人の男性らが、一斉に”Boys will be boys(=男の子はそんなものだ)”と口にする。すると、こうした大人達の対応に対して語り手が「言い訳をするのはもう止めよう」と指摘した。

そこで広告は、雰囲気が一変する。

「でも、世の中は変わり始めている。もう後戻りはしない。何故なら、私達は男性の素晴らしさを信じているから。」

語り手の一言を皮切りに、迷惑行為に出る男達を非難する男性の姿が映し出された。そこからは、女性に笑顔を要求することを注意したり、ナンパ行為の阻止、そして虐められている子供を助け出す勇敢な男性像に焦点が当てられるようになる。最後に、「私達の行動を見ている男の子達は、未来の男達だから」という言葉と共に、動画は締め括られた。

 穏やかな音楽に合わせ、勇敢な男性像を称賛しているかの様に見える広告となっているが、これを見た男性消費者からは「男は全員クズで痴漢だと言いたいのか」「あり得ない男性差別広告だ」と痛烈な批判コメントが秒単位で殺到しているのだ。

更には、”Boycott Gillette(=ジレット不買運動)”の呼び掛けも急速に広まっており、男性消費者に依存している同ブランドは存続を脅かされるという想定外の大問題を自ら作り出してしまう結果となった。

中には、「弱者を守る勇敢な男性を称賛しているのだから、何も問題はない」と広告を擁護する声も出ているが、現状を見る限りしばらくは集中砲火が収まる気配は無さそうだ。

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